2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

A:エントランスアートvol.91 引山絵里エキシビション「きせつをまつ」(STV北2条ビル)

エントランスアートvol.91 引山絵里エキシビション「きせつをまつ」(STV北2条ビル 2011/7/25-8/14)蝦夷梅雨という気象用語らしきものがあるそうです。はじめて聞きました。そもそも北海道には梅雨がないというのが定説で、近年の梅雨らしき気象は地球温暖…

A:本郷新記念札幌彫刻美術館開館30周年記念 「具象彫刻30人展−北の作家たち−」

「具象彫刻30人展−北の作家たち−」(本郷新記念札幌彫刻美術館 2011/7/16-9/4)今年の彫美の企画はなかなか魅力的です。以前記事に書いた「抽象彫刻30人展」のつづき。こんどは「具象彫刻30人展」がはじまりました。ひとりの作家の表現も多様で、ひとことで…

A:Plus1 Condensation(コンチネンタルギャラリー)

Plus1 Condensation(コンチネンタルギャラリー 2011/7/21-8/7)最近にわかに仕事が忙しくなり、珍しく前回の記事から間が空いてしまいました。見逃した企画も多く残念ですが、それもまた巡り合わせ。躍起になってすべてを見ようとするよりも、たまたま出会…

A:茶室DEアート(紅桜公園茶室 寿光庵)

茶室DEアート(紅桜公園茶室 寿光庵 2011/7/16-18)しとしとと降る長雨が、夏の緑をけぶらせます。そんななか、当ブログに何度かご登場いただいている澁谷俊彦さんの講演とインスタレーションを目当てに、紅桜公園の「木乃実茶屋」と茶室「寿光庵」にお邪魔…

A:白鳥洋一「さっぽろ絶景 花火」展(ギャラリーレタラ)

白鳥洋一「さっぽろ絶景 花火」展(ギャラリーレタラ 2011/7/1-28)札幌という街は、つくづく住みよい街だと思います。ラーメンは美味しいし、季候もよい。規模もちょうど良く、ほどよく都会でそれなりに田舎でもある。自然が豊かで、文化も育っている。よく…

A:加藤委展 NORTH SEA ROAD 「サンカクノココロ」 (ギャラリー創)

加藤委展 NORTH SEA ROAD 「サンカクノココロ」(ギャラリー創 2011/7/9-18)雨の気配を感じつつ、「ギャラリー創」さんにお邪魔しました。設立からまだ4年なのですね。しかしながら、現代アートの制作に励む作家の足がかりとして、あるいは道外作家の紹介の…

R:凡の風「塩ラーメン」を食す

凡の風「塩ラーメン」アートとラーメンの批評をするという珍妙なこのブログ。早くもというべきか、ようやくというべきか、記事の数が二〇本を数えました。厳密な論理性や学問的な裏付けなどは一切気にせず、筆の進むままに書き連ねていますので、話題が飛ん…

O:「A&R」について

つい先ほど知ったのですが、当ブログのタイトルに用いている「A&R」という言葉は、音楽業界では「Artist and Repertoire」の意味で用いられ、レコード会社における「アーティストの発掘・契約・育成とそのアーティストに合った楽曲の発掘・契約・制作」(Wik…

A:波のゆくさき 神粼剣抄 個展 2011(CAI02)

波のゆくさき 神粼剣抄 個展 2011(CAI02 raum1 2011/6/28-7/13)ようやく夏らしい暑さです。冷たいものを美味しくいただけることを思えば、悪くない季節なのですが、あいにく体調の方が最悪。うっかり風邪をひいて壊したお腹が、あまり食べ物を受け付けてく…

A:加藤宏子 彫刻展(ギャラリーミヤシタ)

加藤宏子 彫刻展(ギャラリーミヤシタ 2011/6/22-7/10)街中から西進した円山の一歩手前あたり。裏参道からはずれ住宅街へと入り込んでいくと、一軒の家宅と見まがいそうで、けれどある種の人には明らかにそれとわかる、「ギャラリーミヤシタ」さんがありま…